以前から、長い廊下の映像を見た時に、奈良の長谷寺に行ってみたかった。そしたら、長谷寺「だだおし」のご案内とメールが来た。
なんと!そして鬼が境内を巡って邪気を祓うそうな!
これは、行ってみるしかないと、即決断。
しかも中国が旧正月に入る時で、ちょうど仕事がひと段落するタイミング!
早速、奈良のホテルや往復の新幹線などを手配。あー、こんなこともあるんだねと思いながら、手配手配。(笑)
入り口の門からひたすら回廊を上がって行くと、途中に梅の木や牡丹を植えてある段々の石垣があり、日当たりの良いところの梅はすでに満開。しかし、凄い回廊!
長谷寺は真言宗豊山派の総本山で、開山1300年の年だそう。紫式部や、清少納言も訪れたそうで、当時は京都から3日かかったそうな。来て帰って1週間。
そうでしょうね、東京から丸半日かかりましたもん。(笑)
家を8:30頃出て、長谷寺の集合場所に着いたのが、14:30頃。6時間ですか。
駅からのアップダウンも凄くて、階段をあんなに登ったり降りたりしたのは久しぶり。
本堂に着いてみると、ご本尊は観音様で(撮影NG)なんとも立派な立像、皆を極楽浄土に導いいて下さるようなお顔。弘法大師 空海さんが開祖なので、質実剛健な真言宗らしいお寺の佇まい。
3日かけてここに来たらありがたさは一入だっただろうと想像できる。
ちなみにうちは、浄土真宗本願寺派で親鸞さん。きんきらな装飾です。築地本願寺ですね。
はじめに生きとし行けるものが作り出す罪を贖罪することを願う、「悔過法要」が行われ、大導師が持参する(下から鐘を鳴らしながら回廊を上がってくる)「牛玉札」のよって悪い鬼を祓う「本法要」が行われる。
それが終わると、大松明を抱えた3匹の鬼たちがお寺の外周を練り歩く「松明行事」が行われる。この法要が終わると全ての贖罪は焼き清められ、春が訪れると言われている。
一番寒かったであろうこの時期に法要は行われたのであろう。
鬼が松明を持って回廊を練り歩く頃は、日が暮れていて、法要が終わると、燃えた松明をもらうことが出来る。地元の方は、もらって家路についていた。
久しぶりに真っ暗というか、道に灯りがない闇を体験することも出来た。夜って本来暗いものだったよね。としみじみ思う。
夜も明るいことで、闇や自然への恐れや、入ってはいけない場所などの区別もつかなくなってしまったのだろう。このような昔から続いている法要に参加することで、本来の人としての生活を思い出す事が出来るような気がする。
奈良は好きだ。京都と違って仏像が近い。(笑)
移動に時間がかかるので、のんびりしている感じがする。
しばし、立ち止まったりする事で見えなかった物が見えたり、気付いたりする。
2月も終わりに近づき、もう春が来ている感じがする。

















