つぐmina perhonen エキシビジョン

世田谷美術館は用賀からバスか、成城学園前からバスかのどっちかで(もちろん駅から歩いても行けます。)、いつも用賀から行っていたので、久しぶりに用賀に降り立った。

駅は前と同じだったけど、用賀駅から直結のところにビルが建っていて、すっかり様変わりしていた。月日は流れた。(笑)

 

気を取り直して、バス乗り場に行き早速世田谷美術館へ向かう。

 

mina perhonenはテキスタイルが特徴的で、皆川明氏が創立者のブランドで、直営店の他に北欧家具と洋服を扱う店舗、食べ物と食器に特化した店舗などがある。

 

さて、会場に足を踏み入れると・・・

 

minaの今までのテキスタイルの柄を作る時のアプローチの仕方、ペン画だったり、スタンプだったり、クレヨンの質感だったりを詳しく説明している。

アパレル業界人だったら「そうそう」と頷くばかりだ。

 

 

 

 

 

 

私が好きだった生地は、ベルベット生地の上に刺繍した生地。それは、コートに仕立てられていた。

美しいですね。


 

それから、プリントなどの生地の作り方を紹介していた。

プリントは手捺染の技法で、使っている色数だけ版を作り、塗り重ねていく手法を指す。

版ごとに色を塗り重ねていく。なので使った色だけ版はある。12色使ったら12版。普通そんなに使いませんけどね。(笑)例えばの話です。通常は6、7版くらいですかね。

インクジェットと違って、リピートがあります。版を使うのでね。

 

それから、次のコーナーのREMIXの展示が好きでした。お客様が大切にしている服を、ご希望に合わせてカスタマイズする、他の生地と組み合わせて新しい服にする。

 

例えば、もう少し丈を長くしたい。ウエストのサイズを出したい。裏地が擦り切れたので変えたい。などなど。

丁寧に希望を聞いて、きっとプラスする生地選びも一緒にして、デザイン画にまとめる。

楽しい時間ですねー。

 

次いでいく、継いでいく、注いでいく、次いでいく、いろいろありますね。どの視点から見るかで、つぐの内容が変わってきて、それぞれの工程がわかりやすく展示されていました。なかなか見応えがあるエキシビジョン。

 

子供の頃の思い出も蘇ってきました。近所の友達のお母さんはニットを編み直す内職をしていました。ピロピローっと糸を解いていくと、乾麺のラーメンみたいにちぢれた糸になっていて、それを糸巻き機で巻き取り、ヤカンの湯気に当てて、スーツと伸ばしてストレートな糸にし、編み直して身幅を出したり、デザインを変更して新しいニットに生まれ変わったりしてましたねー。今考えて見ると、湯気で糸が伸びるという事はウールの素材がほとんどだったんでしょうね、と思いました。

 

脱線してしまいました。世田谷美術館で2月1日までですが、必見です。

時間を作って訪れてみて下さい。

きっと、大切につぎたいものが見つかると思います。