節分も過ぎまして

今年の中国の春節(旧正月)は、2月10日から2月17日までお休みが多いですね。アパレル関係の仕事の方々は、春節前の1月末あたりは追い込みで、忙しいでしょう。旧正月の前後、昔は正常に稼働するのに1ヶ月近くかかっていましたが、最近は迅速になってきました。中国国内の交通事情が良くなり実家に帰省して戻ってくるのも前より時間がかからなくなったからでしょうか。以前ニットの工場さんから、旧正月明けは20%くらい人が戻ってこないから人員確保が大変と聞いてことがありました。(帰省してそのまま実家にいちゃう人や、優秀な人は他の工場から引き抜かれたりで。)

今はどうなんでしょうね。来月、中国に久しぶりに出張に行くので、今の中国を確かめてきたいですね。

 

そして、節分。

以前は(10年くらい前)あまり意識したことがなかったのですが、ここ数年意識するようにしています。

やはり節が変わると言う事は、物事の節目だったり、春を迎える(芽が出る)前段階だったり、なにかしらあるのではないかと。

と言う事で、出来るだけ節分の前に次の節の準備をするようになりました。

たとえば、仕事の契約先の契約内容を見直したり、交渉ごとは節分の前に終わらせておくとか、準備を整えておくとか。

昔の人ってそうやって、暦の中で意味のある行事に合わせて生きてきたと思うんですよね。

それは多くは体に影響がある気候の変化など、統計的にここはこんなのに気をつけてね的な事や、気候の変わり目だからこの季節はこの食べ物が体を整えてくれるよとか。

現代の人間は、あまりにも無視して行き過ぎているんじゃないかと思ったりして・・・

 

 

 

小さな瓢箪のお福さん。なんとも微笑ましい。

今年は、設えてみました。マスに2種類のお豆と柊と、お福さん。

 

 

金継ぎの生徒さんが差し入れてくれた明治神宮の福豆。

家内安全・除災招福の文字がしみますねー。

本当は、これだけが揃っていればいいんでしょうね。家内安全・除災招福

いただいてみると、素朴で美味しい! 炒った大豆、うまい! ま、キナコの前身ですからうまいですわ。

 

で、柊にイワシの頭をつけて玄関に飾るお飾りの並びに、イワシの一夜干しが売られていて、安かったので購入し、焼いて食べたら、またこれが美味い!

イワシつながりで買う客がいるかもと考えた、バイヤーさんの術中にまんまとはまった感じでしたが、美味しかった!(笑)

久しぶりに食べました、イワシのマルボジ!内臓がほろ苦くて、つまみに最高でした!

結局、食べ物の話で終わってしまうのですが。

 

そして、節が変わりまた新しい節が始まった。

インターンくんも今週まででした。

できるところまで精一杯やった感はあるのですが、2ヶ月では全ては完成しませんでしたねー。

来週ベルギーに帰国するそうです。

インターンくんの粉々なお皿がどこまでできたかは、次回ご紹介します!

お楽しみに!