9月10月金継ぎ教室開催日程のお知らせ

人と会う度に、暑いですねーが挨拶になっていますが、少しづつ秋の気配を感じる事が多くなってきました。

日が短くなってきた、トンボが飛んでいる、15:00すぎると風が涼しくなるなどなど。

少しづつ過ごしやすくなり、確実に秋(いきなり冬って場合が最近多いですけどね。)は近まってますね。

文化の秋到来!!という事で、9月10月の金継ぎ教室のお知らせです。

 

9月/10月金継ぎ教室開催日程

東北沢教室

木曜日

日時:10:00-12:00/13:00-15:00

   9月7日、14日、21日、28日

   10月5日、12日、19日、26日

 

土曜日

日時:10:00-12:00

   9月2日、16日、30日

   10月7日、21日、28日

   ※13:00-15:00がご希望の方はお問い合わせください。

 

渋谷教室:のんべい横丁黍2F

月曜日

日時:18:30-20:30

   9月4日、11日、25日

   10月2日、16日、23日、30日

   ※19:00-21:00開催も可能です。お問い合わせください。

 

料金:¥5,000(消費税/材料費込み)

   ※無料体験もございますのでお気軽にお問い合わせください。

 

以前にご紹介したご依頼品のお仲間をご紹介させて下さい。

続きです。

にゅう部分が多いですが、アンティックの小鉢ですね。このように、ぶつけた時に結構ヒビが入っているものでして、画像ではわからなかったけど、いざ実物を拝見するとにゅうがある場合が多いですね。画像で気づかなかった部分は新たにお見積もりをしてお知らせするので、ご安心ください。藍色と白磁のコントラストが美しく、このような景色は錫がとっても似合います。磨き粉で磨いて仕上げていますので、とろっとした風合いです。

こちらも古物のお茶碗でお隣の小鉢と合わせて錫で仕上げています。こちらも欠けた所からにゅうがありまして、防染から含浸してにゅうを塞いでいます。

(左の小鉢も同様なお直し工程です。)

ご飯をよそった時の光景が目に浮かびますね。

艶艶なご飯がもられて「いただきます」の声が聞こえてきそうです。


これで、ご依頼の3点が揃ったわけで、お渡しした後、「活躍の場が増えそうです。」とのコメントをいただき、あー良かったと心から思いました。

 

作業している間は、「もう少し滑らかな方がいいねー。」とか、「もう一回やろうかね。」とか器に話しかけてしまいます。意外と独り言が多いかも。(笑)

 

どれもこれも、ご依頼主様の思い出と共に、生活の場面があるわけで、それを想像すると少しでも美しく、丁寧にと思う次第です。

少しでも自分の思いが伝わるといいなと思っています。