H.Pの開設準備を含めて1年が経ちました。で思う事

H.Pを開設したのは、4月15日なのですが、開設の準備期間も含めて1年が経ちました。

なんやかんや、ありがとうございました。

 

早いですけど、この1年の間にいろんな事がありました。

コロナ禍にあった環境は変わらないですが、徐々に慣れてきましたね、どうすれば良いのか。私の身近でもコロナ感染者が出ましたし、じわじわと迫ってきている気配があります。私事ですが3回目のワクチン接種を済ませまして、万全の態勢で教室を維持していく所存です。(決意表明みたいになってしまいましたが。笑)

 

ここまでくると今後コロナと付き合っていく事を腹に据えて生活を送るしかありません。しかし、通勤族は思ったほど減りませんね。さすがに以前のような満員電車は無くなりましたが。何故日本人はこんなに会社が好きなんでしょうか。私が会社員でリモートでいいよと言われたらもう、天国な気分ですけど。(笑)

 

元々デザイン業なので(今も企画会社ですが)、会社に出勤しなくても道具があれば大丈夫ですし、独立してますので会社通勤からは既に遠のいていましたから何の問題もありません。

多分、自分でスケジュールを立てて仕事を完結させるのが難しいんでしょうね。会社に属している方々を見ますと、他人任せと言いますか(責任の所在が曖昧)、指示待ちと言いますか(自分で積極的に考えない)、そんな印象を多々受けます。そんなんじゃ、リモートですと何していいかわからないでしょうね。

などなど、ちょっと愚痴っぽくなりましたが、なんとか1年持ちました。(笑)

 

話は変わりまして、今日はアカデミー賞発表の日でした。日本の作品は「drive my car」が国際長編映画賞を受賞しました。他にも脚本賞と他の部門(忘れましたが)でもノミネートされていましたが惜しくも逃しました。

アカデミー会員に有色人種が多く入ったのと、一般の会員の投票も反映されてからアジアの映画もかなり賞をとるようになりました。「パラサイト」「ミザリ」など韓国映画の躍進は目を見張るものがあります。エンターテイメント系は韓国はすごいですね。韓流にハマる事はなかったのですが「冬のソナタ」は取り敢えず見ました。「愛の不時着」は見ていません。(笑)

 

そういえば、「危険な関係」(グレン クローズ主演 ジョン マルコビッチ助演 私の好きなキアヌ  リーブスも出ている)のリメイク韓国版危険な関係「スキャンダル」という映画にヨン様がジョン マルコビッチの役で出てまして、王宮物語なので伝統的な韓服を着ていて(当たり前なのですが)髪の毛を上でまとめているので、最初気がつかなかったのですが誰かに似ているが誰だろうとものすごーく見ていたら、お!これはヨン様ではないかと思いキャスティングを見てみると、「ぺ ヨンジュン」、やっぱりーと気づいたのでした。しかし、プレイボーイで貴族の愛人、ゲームのためには平気で人妻を誘惑するキャラクターで「冬のソナタ」のヨン様とは真逆の役なので、よくオファーを受けたなとびっくりしました。が、そのイメージを裏切った役(いい人そうで実は腹黒い)を素晴らしく演じていました。

 

横道にそれました。(笑)

個人的には「コーダ 愛の歌」を押していたので、作品賞がとれて良かったと思います。脚本賞、助演男優賞も取りました。お父さん役のトロイ コッツァーが素晴らしく、映画を見終わった後に助演男優賞ものと思ったらやっぱり取りました。(笑)

本当の聴覚障害者なのですが、聴覚障害者の役は聴覚障害者がやるべきではないかと、聴覚障害者の役者への道を開いた映画ではないでしょうか。

 

と、徒然と思いを書きつつ、あっちいったりこっちいったりと書く事で、心の中が整理され「あー、そう思ってたのね!」と考えがまとまっていきます。しかし、気になるのはこれから世界はどうなっていくのかという事ですよね。まさか第三次世界大戦勃発ぎりぎりな崖っぷちにいるような時代を生きるとは夢にも思いませんでした。

東西冷戦が終わって、オバマ氏が大統領になった時はさすがアメリカと思いましたし、これからは平和が訪れると思いきや、トランプ氏が大統領になった頃から保守派の揺り戻しがあり、今はウクライナ危機からこのままいけば第三次世界大戦になるかもしれない難しい情勢になっています。誤解を恐れずに書きますと、日本が第二次世界大戦で追い込まれた情勢にとてもよく似ていると思うのです。ゼレンスキー大統領がアメリカでのリモート演説の際に「9・11同時多発テロとパールハーバー攻撃の時のアメリカの苦しみ悲しみは理解できる」といった事を上げて、「もうウクライナを支援しない」とSNS上で炎上しかけたとニュースになっていましたが、ある意味追い詰められてロシアと同じような事をした日本の歴史はあるわけで、中国大陸にも侵略しましたし、東南アジアにも侵略したのは事実です。その過程で真珠湾を攻撃し、決定的に宣戦布告した訳です。

 

負の歴史として、認識し繰り返さない事を誓うべきですが、最近は第二次世界大戦がどうして起こったのか、終戦記念日(相手国にとっては解放記念日)さえ知らない人が多くなっていると聞きます。私たちの祖母、祖父の世代の話なので、全く遠くないと思うのです。

近代の歴史を知る事はとても重要ですが、教科書がそうなっていない事と政治の話を一般的にしないのが原因と考えます。

 

こんな情勢ですから、映画観賞に逃避しているところも正直あります。その反面、コロナ禍もあって、1日1日を大切に生きないとどうなるかわからないと思う気持ちもあります。こうしている間にも核のボタンを誰かが押してしまって核戦争にでもなったら、来年はないかもしれません。SFの世界が広がっているかもしれません。すでにSF的ですけど。本当は核を使用された唯一の国として、核の恐ろしさを世界にアピールして欲しいとは思うのですが。

 

そう思うと、淡々と与えられた我が道を歩いて、生をまっとうするのみと思う今日この頃です。(わー、なんだかやっぱり決意表明みたいな締めくくりとなりました。)

 

とっちらかったブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。